|
1353 |
千本えんま堂(引接寺) |
電話 075-462-3332
пEFax 075-462-6866 |
|
|
(せんぼんえんまどう いんじょうじ) |
| 〒602-8307 |
京都府京都市上京区千本鞍馬口下ル閻魔前34 |
|
「千本えんま堂狂言」の「黒面」
|
-
本堂: 奥に閻魔様が・・・・・・・
-
ご由緒
-
西陣の西北の千本通りに面して建つ真言宗高野山派の古刹寺院。人々を導くという意味の「引接寺」が正式名称なのですが、「千本えんま堂」「えんまん堂」と呼ばれています。西陣地域の、宗派を越えた庶民信仰の場として知られ、毎年、夏の「お精霊迎え」春の「大念佛狂言会」には多くの人達で賑わいます。
-
本尊は、高さ2.4メートルの閻魔大王座像です。両脇に司命像、司録像をしたがえており、本堂内陣は裁判所形式の造りになっています。脇像の背板は、現存する地獄絵の中では最大のもので、室町時代の作と伝えられます。
-
室町時代末期の、宣教師ルイス・フロイスの書「日本史」の中にも、境内の様子が記録され、また、境内北西隅には、重要文化財に指定されている十重の石塔、紫式部供養塔があります。
-
毎日最初に演じられる「えんま庁」の一場面
-
-
「千本えんま堂狂言」の由来
- 千本閻魔堂を開いた定覚上人(じょうかくしょうにん)が、平安中期寛仁年間(1017〜21)に布教のために始めたと伝えられ、その後一時中断したのですが、鎌倉時代、文永十年に如輪上人(にょりんしょうにん)が再興し、今日に伝わっています。
- 壬生、嵯峨、神泉苑の念仏狂言と共通するところは、「カン デンデン」の囃子にあわせての仮面喜劇であることですが、えんま堂狂言の大きな特徴は、他の三つの狂言がすべて無言劇であるのに対し、ほとんどがセリフ劇である事です。
- かつては、講中と呼ばれる西陣地域内の特定の家系の男性に継承され、昭和初期には、二十日間ほど延々と公演が行われるなど、隆盛をを極めました。しかし、1964年に後継者不足などで中断。1974年に狂言舞台と狂言衣裳が焼失した事がきっかけとなり、中断前のメンバーら6人が中心になって、1975年に保存会を結成しました。現在では、一般からの入会希望者も広く募集し、会員の年齢層も幅広くなっています。
- 京都市の無形民俗文化財に登録されています。
|
-
 写真左:「黒面守り」
-
えんま堂狂言「道成寺」に登場の陀仏坊の面と、「千人切り」で使用の金剛杖を型どったお守り。
-
家内安全など願い事を書いて、このまま門口の鴨居の上などにお奉りする。
-
注:「黒面守り」は現在頒布されていません。
-
-
-
写真右:
-
この黒面は西賀茂在住の信者、藤村龍玄さんが20年ほど前よりつくられ、えんま堂においているもの。
-
五千円以上の寄進で分けてもらえる
|